TOEICウケタ(笑) 日記

2012年3月のTOEICウケタ(笑)。760点目指してます。8年くらい前に受けたTOEICでは690点でした。【追記】3月の試験結果デタヨ、目標点数クリアキター

TOEIC直前までサボる技術

 3月のTOEICで765点を取って目標を達成して以来、僕の中ではTOEICはオワコンなんだけど、周りにはポツポツとTOEIC受けます、っていう人がいる。


 その中で最近仲良くしてるある人が、職場で全員TOEIC受験する(楽天じゃないよ)ことになったという話だったので、僕はサボったのに目標スコア取ったぜドヤを内に秘めつつ、このはてブロに書いてきた話をしてみた。 

 なんでもその人は400点を目指すとかいう低姿勢だったので、高1までの英語を復習すれば500点は取れるみたいだよ、とかなんとか最近聞き齧った知識をひけらかしつつ、よさそうな教材っつーことでロバートヒルキ先生の、 

はじめての新TOEICテスト全パート教本
はじめての新TOEICテスト全パート教本

を紹介しておいた。

 ロバートヒルキ先生のTOEIC対策本としては『直前の技術』が有名だけど、『はじめての新TOEICテスト全パート教本』は、より入門レベルの受験予定者を対象にした対策本ということでオススメできる。値段も安いし。

 2009年の刊行だからそれなりに古いものの、TOEICで400点とか500点を目指すなら多少刊行が古くても自分の目標とするレベル向けに書かれている対策本で値段が安いものをまずは1冊やればいいと思う。
 
(ちなみに直前の技術は改訂版の発行年度が2006年だから、それよりは新しい。)

 TOEIC受験業界はある意味興味深くて、自分が苦もなく取れるスコアを目標としてる人もいれば、自分が目標とするスコアを苦もなく取れる人もいる。

 この序列の上限はTOEICの満点である990点かというとそうではなく、満点の990点を初めて取った人は990点を苦もなく連続で取れることを目標にしてたりする。

 ある人の当たり前がある人の目標っていうのは、実社会では良くあることだが、わりと顕在化しにくい一方で、TOEICの世界では自分の上下のスコアの人が目の前に現れやすい。

 話が大きく逸れたので元に戻すと、今度受けるTOEICで400点を目指すというその人には、『はじめての新TOEICテスト全パート教本』を薦めつつ(値段も安いし)、同時に僕が以前のTOEICでいかにサボったか、つまりこのはてブロに書いてきたTOEIC対策の秘術の全容について口承しておいた。

 サボる、というといかにも簡単だが、実際にやってみると、てか正確にはやってみないと、なかなかサボれない。

 つい何か勉強してしまう。

 そんなときはどうするかと言えば、自らのやる気に従って何らかのTOEIC対策をすればいい。

 なにしろ、この僕ですらTOEICを受験しようと思い立った当初は、それなりに受験勉強してたし。

 で、しばらくTOEICの受験勉強をしてると、よっぽどのことがない限り飽きてくる。

 おそらく一部のTOEICの受験対策をし続けてる人たちは、数独とかナンクロみたいに、問題を解きつづけることが中毒(いい意味で)になってるんだと思う、

 その一方でTOEICの受験対策をしてるうちに飽きて来ちゃうような、あなたや僕を含めた大多数の人はどうすればいいかというと、そう、飽きたら飽きた時点でひとまずやめたらいいのではないか。

 もしこんなのらりくらりとした受験態度で、図らずも目標のスコアを取れたら本当に儲けものだし、仮に目標スコアを下回ったとしても自業自得だからがっかりからの回復も早い。極端な話、がっかりすらしないかもしれない。
 
 僕が一番避けたいのは、そこそこ真面目にTOEICの受験対策をしたのに、目標とするスコアが残せないという未来だ。
 
 サボることによって、
 
勉強しないことによる自由な時間が得られるし、
ともすれば目標スコアを超えるかもしれないという淡い期待も伴うし、
目標達成ができなかったときの回復も早い (∵自業自得だから)。 
 
 それに対して、なまじTOEICの受験対策を中途半端にしてしまうと、
 
受験対策に費やす時間によって自由な時間が削られるし、
ともすれば目標スコアを下回るかもしれないという漠然とした不安が付きまとうし、
目標達成ができなかったときの回復には多少なりとも時間がかかる(∵まじめに取り組んだから)。
 
 両者を比較すれば、どちらの途を選べばよいのかは歴然としていると思えるのだがどうだろうか。
 
 もっとも究極までサボり続けると、やがて仙人の境地に達し、ついにはTOEICを受験することすら馬鹿馬鹿しくなって、受験申し込みをしたのにTOEICの試験当日に試験会場に行くのをやめたりする。
 
 何を隠そう僕は2回くらいこの仙人の境地に達し、受験申し込みをしたのにTOEICの試験当日に試験会場に行くのをやめるという究極の技術(奥義、と呼んでいる)を駆使した経験がある (今となってはもう当時の記憶すらほとんど残っていないが)。
 
 だからこのはてブロに書いてきたことは、裏を返せば、そんな僕がなんとか俗世でTOEICの試験当日に受験会場にたどり着いた軌跡でもあるのだ。
 
 したがって、もしあなたがこの記事読み、さらにはありがたいことにこのはてブロの残りの記事にも目を通してくれた結果、自分も今やっているTOEICの受験対策をサボろうかなと思ってしまったとしても、TOEICの試験当日には指定された受験会場に出向いて2時間の本試験は受験してくることを強くお勧めする。
 

新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶ
新TOEICテスト 直前の技術—スコアが上がりやすい順に学ぶ

 
 
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